交通事故で
身体に出る症状
Physical symptoms
首、肩、腰の治療に対しての考え方
首、肩、腰の痛みは、すべて運動器の疾患です。
交通事故によるケガは、その多くがむち打ち症です。
自動車に乗車中に追突されると、その衝撃で首がむちのようにしなり、シートなどに打ち付けられます。
すると頚椎やその周辺の靭帯が傷み、頚椎捻挫を起こします。これがむち打ち症です。
むち打ち症は、事故直後よりも事故の翌日以降に症状が現れることで知られています。
まず、どの部分を傷めたか原因を究明します。そして、鍼灸治療で鎮痛効果と血行改善を図り、統合的制御機構を活性化させる中で、ケガの回復を促進します。
東洋医学研究所®では、30年にわたり交通事故のむち打ち症の治療を行い、高い治療効果(有効率85.8%)を上げています。当院もその実績を引き継ぎ、交通事故治療に力を入れています。
また、交通事故による肩や腰の痛みは、捻挫などの外傷性のケガであったり、もともと肩痛や腰痛持ちの傾向にあった人が、交通事故の衝撃で悪化した場合などさまざまなケースが考えられます。
このケースも同様に、どの部分を痛めたか原因を究明します。そして、鍼灸治療で鎮痛効果と血行改善を図り、統合的制御機構を活性化させる中で、ケガの回復を促進します。
VASについて
痛みを測定するものさし(視覚的評価スケール)として、「VAS(Visual Analog Scale)」という評価方法があります。
「0」を無痛の状態、「100」を今までに経験した中でもっとも強い痛みの状態として、いまの痛みが10cmの直線上のどの位置にあるかを示す方法です。
東洋医学研究所®では、鍼灸治療で首、肩、腰の痛みがどの程度和らぐかを、VASで臨床調査しています。そのデータを見れば、鍼灸治療の効果は歴然としています。